- 依頼者
- 20代男性
- 相手方
- 不倫相手の夫
- 地 域
- 関西
減額
200万円
事案概要
依頼者は、職場の同僚と不倫関係になりました。3か月間に4~5回程度、性的関係を持ったところ、不倫相手の夫から弁護士を通じて、350万円の慰謝料の請求をされました。
相手方弁護士から、今回の騒動がきっかけで、長年平穏に暮らしていた夫婦関係が破綻してしまったことを聞かされました。そして、慰謝料の減額の余地がないことを伝えられました。
依頼者は、何とかして自身が支払う慰謝料を減額できないかと考え、弁護士法人プロテクトスタンス大阪事務所へご相談に来られ、ご依頼となりました。
解決までの流れ・弁護士の対応
浮気・不倫による慰謝料の算出に影響する要素はいくつかありますが、性的関係の有無以外に、不倫をされた夫婦の婚姻期間の長さと、浮気・不倫が原因で婚姻関係が破綻したか否かなどが挙げられます。
今回は、相手方夫婦は、婚姻期間は10年以上にも及び、さらに、今回の不倫がきっかけで、離婚寸前であることが分かりました。
本件を担当した大阪事務所の弁護士は事態を重く見て、相手方夫婦が離婚に合意する前に、早期解決すべきと判断しました。
そして、正式に離婚が決まっておらず、また、別居していないなど、完全に夫婦関係が破綻したわけではないことを材料に、相手方弁護士と何度か交渉を行いました。
そして、当初の請求額から200万円を減額した150万円で和解することができました。
今回のケースで裁判に至った場合、慰謝料が200万円を越えてしまった可能性も低くありませんでした。
さらに、裁判ともなると、解決まで数か月以上時間を要します。その間に、相手方夫婦の離婚が成立してしまうと、婚姻生活が完全に破綻したと判断され、さらに慰謝料が増額する可能性もありました。
ここでいう婚姻生活の破綻とは、離婚や別居は当然ですが、同居していても寝室が別であったり、食生活を別々にしていたなど家庭内別居も含みます。
今回は、これらの実態が明らかではなかったことが慰謝料を減額できたカギとなりました。
弁護士法人プロテクトスタンスにご依頼いただければ、経験豊富な弁護士が今までの数多くの事例から、妥当な慰謝料を算出します。
そして、算出した慰謝料と請求されている金額を比較し、依頼者の意向も尊重しながら、早期に解決すべきか、粘り強く交渉すべきかを提案させていただきます。
どうぞ、遠慮なくご相談ください。