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慰謝料・離婚の法律用語集

DV[ディーブイ] とは?

DV(ディーブイ)はドメスティックバイオレンス(domestic violence)の略称です。DVに明確的な定義はありませんが、配偶者や婚約者、恋人などの親密な関係にある、またはあった人からの身体的・精神的な暴力を指すことが一般的です。

家族間で行われる暴力(家庭内暴力)と説明されることもありますが、恋人からの暴力も含まれるので、必ずしも家族からの暴力だけがDVではありません。なお、恋人からのDVを「デートDV」と呼ぶこともあります。

1.DVの類型
暴力と言っても、殴る蹴るといった身体への暴力だけでなく、暴言や性行為の強要など、様々な行為がDVに当てはまります。主に次のような類型に分けられます。

  • 身体的DV
    殴る、蹴る、髪を引っ張る、物を投げつけるなど、身体に対する直接的な暴力
  • 精神的DV
    大声で怒鳴る、人前で馬鹿にする、生活費を渡さない、家族・友人との連絡を制限し、メールや電話をチェックするなどの精神的な暴力
  • 性的DV
    嫌がっているのに性行為を強要する、中絶を強要する、避妊に協力しないなどの性的な暴力

2.DV被害を受けている場合の相談先
DV被害を受けている場合の相談先としては、配偶者暴力相談支援センター婦人相談所といった行政機関があります。カウンセリングや一時保護などの支援を受けられます。
緊急に避難する必要がある場合は警察に相談してもよいでしょう。

3.DVを理由に離婚・慰謝料請求したい場合
また、DVを理由に配偶者と離婚したい場合や、配偶者あるいは恋人に慰謝料を請求したい場合、弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士は、離婚や慰謝料請求に関する話し合いを代わりに行なってくれるので、配偶者や恋人と直接話し合う必要がありません。
話し合いがまとまらず、裁判になった場合も、離婚や慰謝料を認めてもらうために、あなたの代理人として尽力してくれます。

離婚や慰謝料請求をしたい場合、次のようなDVの証拠を残しておくことが重要です。

・暴力を受けた日時や内容を記載した日記
・暴力・暴言を撮影・録音した動画や音声
・医師の診断書(ケガや精神疾患で診断・治療を受けた場合)

ただし、離婚や慰謝料を認めてもらうために、どのような証拠が有効かを判断するには専門的な法律知識が必要です。
証拠の保存に不安がある場合は、証拠集めを始める前に弁護士に相談してもよいでしょう。