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慰謝料・離婚の法律用語集

配偶者[はいぐうしゃ] とは?

法律上の婚姻関係にある夫婦において一方から見た他方のことです。配偶者としての身分は婚姻によって取得し、婚姻の解消(離婚など)によって失われます。そのため、内縁関係(事実婚)にある者を配偶者とは呼びません。

配偶者は同じを称し(夫婦同氏の原則、民法第750条)、互いに同居・協力・扶助する義務(同第752条)や、夫婦以外の人とは肉体関係を持ってはいけないという貞操義務(同第770条1項1号)を負っています。

浮気不倫により配偶者以外の肉体関係を持つことを、貞操義務に違反するとして不貞行為と呼びます。継続的な不貞行為は法定の離婚原因(法定離婚原因)となり、不貞相手または配偶者に対して慰謝料を請求することができます。