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慰謝料・離婚の法律用語集

家事事件[かじじけん] とは?

民事事件や刑事事件という呼び方と同様に、離婚や相続など家庭内・親族間のもめごと(紛争)を家事事件と呼びます。

「家事」といっても、掃除洗濯といった家庭における日常作業を指すのではなく、家庭内で起こる事柄という意味です。また、「事件」と呼ぶと仰々しい印象がありますが、裁判所で取り扱う案件は~事件と呼ばれています。

離婚手続が典型ですが、家事事件は当事者間に感情的なもつれがある、非常にデリケートでプライバシーに深く関わる手続きです。

そのため、単純に法律を当てはめて解決を図るような性質のものではありません。代理人として離婚に強い弁護士のサポートが必要です。

また、家庭裁判所が、当事者の納得が得られる円満な解決を目指して、後見的な立場から関与していきます。

離婚の場合、調停手続(離婚調停)、審判手続(離婚審判)、訴訟手続(離婚訴訟)などが家事事件として取り扱われます。