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慰謝料・離婚の法律用語集

調停期日呼出状[ちょうていきじつよびだしじょう] とは?

調停期日呼出状とは、第1回目の離婚調停日を知らせる裁判所からの郵送物のことです。
離婚調停とは、家庭裁判所において、申し立てを行った「申立人」と、申し立てられた「相手方」との間で話し合いを行うことです。
相手方は、離婚調停がいつ申し立てられたのか分からない場合が多く、裁判所から郵送された調停期日呼出状を見て、自分が調停を起こされたことを知ります。

裁判所からの郵送は、特別送達という、本人確認や受取時のサインが必要な方法が使われます。
調停期日呼出状と一緒に、申立人が裁判所に提出した調停申立書の写しなどをはじめ、相手方の意見を書く答弁書の用紙、答弁書の記入の仕方などが同封されています。

調停期日呼出状が届いた場合、正当な理由なく期日を欠席すると離婚調停で不利益を被ります。
原則的に、指定された家庭裁判所まで出頭する必要があります。決められた期日にどうしても出席が難しい場合は、必ず裁判所の担当者までその旨を連絡するようにしましょう。

突然、裁判所から呼び出し通知が届くと、誰しも驚きや怒りを感じることがあります。
しかし、一時的な感情にまかせて調停期日呼出状を無視すると、裁判手続きを無視したとして裁判官や調停委員に悪い印象を持たれてしまいます。

調停期日呼出状が届いた場合には、調停が開かれる裁判所に対して連絡をするほか、弁護士に早めに相談するなどして、くれぐれも調停期日呼出状を無視することがないようにしましょう。