コンテンツまでスキップ

慰謝料・離婚の法律用語集

陳述書[ちんじゅつしょ] とは?

裁判や調停、審判などで、裁判所に出される資料の1つに陳述書という書類があります。事件に関する当事者や関係者が、自分の言い分や意見を書面化したものです。

陳述書は、写真や録音テープなどと同様に、裁判で出される訴状や準備書面に書かれていること補充・補強する証拠としての意味合いを持ちます。

たとえば、浮気不倫不貞行為に対する慰謝料請求訴訟や、離婚調停離婚訴訟においては、婚姻生活の状況、不貞行為の事実関係、離婚に至るまでの経緯、今後どうしたいのか、などが時系列にまとめられていることが多いです。

陳述書は特に決まった書式はありませんので、箇条書きでも構いません。しかし、文章の体裁を取りながら「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのようにしたのか(5W1H)」を明確にしながら具体的に記載することが一般的です。

作成方法は、手書き・パソコン入力のいずれでも構いませんが、作成年月日を必ず記載し、作成した本人が署名・押印します。

これは、裁判所が、陳述書を本人の真意にもとづいて作成されたものであると取り扱うためです。

そのため、陳述書の内容は、裁判所に提出した書面や、裁判・調停で自分が話した内容と矛盾がないようにしなければなりません。

陳述書を読む調停委員や裁判官に、自分の意思や希望が正確に伝わるように工夫して作成しましょう。くれぐれも、誤字脱字などがないよう気を付けましょう。

この点、弁護士であれば、具体的な事実にもとづいて法的な主張を書面で行うプロフェッショナルですから、手続を有利に進めるための陳述書の作成方法をアドバイスできますし、その内容をチェックすることもできます。